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音楽を愛する皆さんのためのブログです!

本番で緊張に負けない方法

【本番で緊張に負けない方法】

前回の記事でソロコンクールに関する記事を書きましたが、

今回はコンクールや演奏会での本番における緊張に負けない方法をシェアして

いきたいと思います。

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【前回の記事】

 

【緊張をほぐす魔法はない】

このブログにお越しいただいた皆さんは、

近々演奏会やコンクールなどの本番がありどうしようもなく緊張してしまって

いるために何とかしたいと思っていたり、

過去に緊張で失敗してしまったり、思ったような演奏ができなかったことが

悔しくどうにかしたいというような状況で来られたのではないでしょうか?

 

ですが、

残念ながら緊張をいっきにほぐせる魔法のおまじないや儀式なんてものは

ありません!

科学的にも緊張を和らげるつぼなんてものはありますが、

身体の緊張状態を瞬時にリラックス状態にするような方法はありません。

 

なので超短期的に緊張をなくせる方法はないことをまずはご理解ください。

 

ただ緊張に負けない、緊張を意識しない方法というのはあるので

ご紹介していきます。

 

 

【どんな人でも緊張する】

その状況が緊張するに値するかどうかは人それぞれ違いますので

大なり小なりありますが、緊張というのは誰でもします。

 

年間何百回と講演をおこなうようなオーケストラ奏者でもちゃんと緊張しています。

家に帰ってソファーでくつろいでいる時ほどリラックスしていませんししません。

 

ただそんなプロの奏者たちはこれまでに何百回、何千回と人前で

演奏し続けていますので緊張を意識していませんし気にもしていません。

限りなく家のソファーでくつろいでいる状態に近いです。

 

それは演奏会独特のピリッとした緊張感を味わいながらも、

リラックスして演奏することがとても重要である事を知っていますし

普段からそのための準備をたくさんたくさんたくさんしてきています。

 

その舞台までにものすごくたくさんの時間と頭を使って

お金やエネルギーを使って準備してきています。

 

その圧倒的な準備量のため自分の技術に不安なんてありませんし、

絶対に本番で音を外しません。

音を外すなんてことは許されない現場を何年も何十年もこなしてきているからです。

 

それでも練習でも本番でも適度に緊張することは重要なことです。

全く緊張感なくダラダラ吹くのはよくない結果になるでしょう。

たとえそれが誰でも聞いていない練習中であったとしても

常に適度な緊張感を持つことは演奏技術の上達の面でもすごく重要なことです。

 

ですが緊張しすぎて逆に演奏が乱れたり思ったような演奏ができない状態は

よくありませんし改善すべきです。

 

 まずは緊張してしまう原因を把握していきましょう。

 

 

【緊張の原因】

本番などで緊張してしまってどうしようもないというような方は、

まず自分が緊張してしまう原因を把握するようにしましょう。

 

緊張の原因は不安です。

 

『ソロをはずしてしまったらどうしよう』『お客さんはどれぐらいおるんやろ』

『たくさん練習してきたのに上手くいかなかったらどうしよう』

 

と人により原因は様々ですが、なんらかの不安があるために緊張します。

 

どうなるかわからない、失敗してしまう可能性がある

など不安がある状況だと人は緊張してしまいます。

それも代償が大きければ大きいほど緊張も大きくなっていきます。

 

ソロコンで大きな賞金がかかっている、全国大会にいけるかもしれない

など、あなたのその行動によってもたらされる結果が大きければ

大きいほど緊張も大きくなります。

 

緊張する原因は不安ですので、不安を取り除くことで

緊張は小さくなっていきます。

それでは不安を取り除き自信に替える方法をご紹介していきます。

 

 

【緊張に負けない方法】

緊張の原因はあらゆる理由でおこる不安です。とご紹介しましたが、

逆に緊張に負けない人の精神的状態で多いのは『自信』がある状態です。

 

この『自信』こそが緊張に負けない精神的な状態です。

 

『これまで誰よりも練習してきて部内でも一番うまい』『前回もソロコンで

グランプリを取っている』『レッスンで講師の先生に褒めらまくって育った』

など、自信満々で自分の演奏を披露したくてしょうがないような精神状態の方は

精神的に自信で満ち溢れているためわざわざ緊張には負けません。

 

独りよがりで聞いていると不愉快になるような演奏をすることはあまり

お勧めしませんが、自分のやってきたこと・自分の演奏に誇りや自信がある状態

というのは素晴らしいことですし中々できることでもありません。

 

では、そんな『自信』はどのように作っていけばいいのでしょうか?

皆さんもうわかっていただけているかと思います。

 

そう、準備です。

 

準備することが緊張に負けないようにする唯一の方法です!

これ以外にありません。 

当たり前のことを言っているようですがとても重要なことです。

 

このことに早く気づければそれだけ成功する確率も上がりますし

本番なんて慣れですから気づけないでいつまでも悩みっぱなしの方も

やっていくうちにそのうち悩まなくなるようになります。

 

というかこの問題でひっかかているうちはプロになるのはとても大変です。

  

 

【準備とは?】

わざわざ説明するほどのことでもないかもしれないですが、

準備とは具体的にどうすればいいのか?

 

これは人それぞれ感じる不安の原因が違うように、

準備の仕方もさまざまになってしまいますが基本的には練習です。

 

『今度の全国大会の自分のソロの出来が結果にすごく重要だけれども

失敗したらどうしよう』

『ファンファーレで外してしまったらどうしよう』

『今までたくさん練習してきたのにもしうまくできなかったらどうしよう』

というような演奏の面での心配がほとんどだと思いますので

 

練習して不安をなくす、さらに言えば自信に替える

という部分にフォーカスして練習に望めばするべき準備もはっきり

してくるはずです。

 

音を外してしまうのが不安なら限りなく100発100中になるように

普段から本番のように人に聞いてもらって練習する。とか

合奏の時に志願して皆にソロを聞いてもらうなど工夫して練習することが

大事です。

 

音を外してしまうのが不安なのでしたら練習のときから

常に音を外さない・音を外してしまう事にもっともっと敏感になる

ことが重要です。

 

 

【初めてのことは仕方がない】

これから初めてのコンクールや発表会に臨む方は、

 

どのような雰囲気なのか、どのような審査員がいるのか、どれぐらいお客さん

がいるのか、わからないことだらけなのですから緊張して当たり前です。 

 

それでも『私はたくさん練習してきたしすごくうまいから大丈夫!!』

と思えるほど『準備』で、緊張にも勝ちやすくなります。

 

 

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