オーストラリアのゴキブリ事情
オーストラリアでは、場所にもよりますが
基本的には一年中虫がいます。
冬でも日本ほど寒くならないし、
晴れの日の昼間なんかだと、T-シャツ一枚でも過ごせるほどなので
虫もたくさんいます。
ただだんだん暑くなってくるにつれ
虫の量もだんだん増えていき
春になるとハエがものすごく飛んでいます。
場所(公園の近くなど)によっては
ちょっとパニックになるぐらい飛んでいます。
そんな中、春ごろから急激に増えていき
オーストラリアの代名詞とも言えてしまう虫がゴキブリです!!
皆さんの中にもこのゴキブリの存在に困っている方も少なくないと思います。
皆さんご存知の通りオーストラリアに多く存在するゴキブリですが、
基本的に昼間は姿を表しません。
それは何故かと言うと
①ゴキブリは、黒っぽい色をしているために太陽の光をよく吸収してしまうため
と
②日中活発に活動する人に出会ってしまうのを避けるため
などの理由があります。
なので、日中は地下の駐車場や暗くてジメジメしているような場所にでない限り
そんなに目にすることはありませんが、
夕方から朝方にかけて、たくさん目にすることになります。
夜街を歩けば黒いものはほぼゴキブリ!という状況もざらにあるほどです。
外はもちろん、家の中にまで入ってくることも珍しくありません。
レストラン街や住宅街なんかでは、夜になるとそこらじゅうを
ゴキブリが歩いています。
基本的に日本に比べ暖かい国のオーストラリアですが、
冬には寒い外にはいなくなりますが、
暖かい家の中に入ってくるようになります。
日本に比べて作りが雑なことが多いオーストラリアの家には
ゴキブリもやすやすと入り込めてしまうので
対策もより困難だといえます。
しかし、オーストラリアのゴキブリは
日本のゴキブリに比べて動きが鈍いです。
そのため、日本のゴキブリのように自分の方に飛んで襲ってきたり
というのはあまりありません。
しかも、日本のゴキブリに比べて
小さいことが多いです。
日本ではゴキブリといえば
体長4cmほどの黒光りした羽が特徴のクロゴキブリが有名ですが
オーストラリアでは、体長2~3cmほどの茶色のゴキブリ
チャバネゴキブリが主です。
そもそもの個体差による大きさも影響していると思いますが
同じ種類でも
日本のゴキブリの方がかなり素早いために大きく感じることが多いです。
なのでオーストラリアに訪れる予定の皆さんは
くれぐれもご注意ください!
それではまたみてください!